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加藤一二三九段の大ポカ

将棋マガジン1990年3月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。二上達也九段-加藤一二三九段戦で起きた、加藤一二三九段の大ポカ。 困った二上は、またも▲3四金と苦しまぎれの手を指した。図からの指し手△6九銀不成▲8八玉△3四飛成▲4九...
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大滝秀治-勝新太郎戦など

将棋マガジン1991年5月号、「忘れ得ぬ局面 観戦記者編 中平邦彦氏の巻」より。 もう一局は昭和51年秋、内藤九段対勝新太郎三段の飛香落ち。 「座頭市」で忙しい勝さんと「おゆき」で多忙の内藤。やっと取れた時間だった。所は京都・フジタホテル。...
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岩下志麻さんの将棋

将棋マガジン1991年5月号、「忘れ得ぬ局面 観戦記者編 中平邦彦氏の巻」より。 昭和47年秋、内藤國雄王位対女優の岩下志麻さん。六枚落ち。 内藤が初めて王位をとったお祝い対局。所は羽沢ガーデン。名人戦の対局室に、長身で、華やかな二人がとて...
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対局中のテレパシー

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 有森~小林(宏)戦は、早くから小林が秒読みに追われていた。にもかかわらず頑張って混戦模様。そこで小林は図、△5九角と打った。  打った瞬間、小林はシマッタ!と思ったそう...
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羽生流驚愕の一手(1991年)

将棋マガジン1991年3月号、「公式棋戦の動き(テレビ東京早指し戦)」より。驚愕の一手 羽生前竜王は、テレビ将棋で、ハデと言うか、印象に残る手を指すことが多い。 対有吉九段戦も例外ではなかった。  この局面で、後手が気になるのは、▲6六角と...