随筆

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美学重視派と美学非重視派

将棋世界2001年2月号、山田史生さんの巻頭エッセイ「美学と特売品」より。  永年の不摂生と運動不足で血糖値がやや高い。医師にいわれて、朝晩、なるべく30分から1時間ぐらい散歩するよう心がけている。この日も午前中、散歩に出ようとすると、ドラ...
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田丸昇新四段(当時)「山田先生は今天国で何をなさっているのだろう」

将棋世界1972年5月号、田丸昇四段(当時)の随筆「独り言」より。 ”この七年間何をやってきたのだろうか”  酒井君との運命の決戦を終えた夕方、喫茶店で一人コーヒーをすすっていると思わず口に出た。興奮と虚脱が入り混じってそれ以上は言葉になら...
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「でもコマーシャルに出ていた羽生さんは知っていますよ」

将棋世界2001年1月号、山田史生さんの巻頭エッセイ「違う世界」より。  私は新聞社を退職し、以後フリーで将棋ライターをするかたわら「囲碁将棋チャンネル」の番組制作アドバイザーを行っている。「囲碁将棋ちゃんねるは」は公式戦となった「銀河戦」...
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山田久美女流三段(当時)の絶妙なエッセイ

将棋世界2000年10月号、山田久美女流三段(当時)の「待ったが許されるならば……」より。 「ここにサインをお願いします」  山田久美と署名し捺印をする。イベント会場などではよくある事で、渡される筆記用具はできれば筆ペンがいい。そしてできた...
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「未熟者めが」

将棋世界2000年5月号、内藤國雄九段の巻頭随筆「未熟者めが」より。 「プロは本気を出さないにしても、わざと負けるような手は指さないよね」大山名人に二枚落ちで勝った丹波哲郎さん。皆に「負けてもらったんだ」と言われるのが癪の種で、そうではない...