棋士のエピソード

羽生善治六冠(当時)の婚約前と婚約後

1995年名人戦第1局〔羽生善治名人-森下卓八段〕関連最終回。 将棋マガジン1995年6月号、「創設60周年記念イベント 名人戦(羽生善治名人-森下卓八段)フェスティバル」より。  今年で実力制名人戦は60周年を迎えた。それを記念し、第1局...
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名人戦、盤上を覆う虫たち

近代将棋1995年6月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。 4月8日、名人戦60周年を記念して、名人戦フェスティバルが全国各地で行われた。  棋士、女流棋士、将棋連盟の職員が総出で数人ずつに分かれてお手伝いさせ...
観戦記

森下卓八段(当時)痛恨の△8三桂 =第53期名人戦=

近代将棋1995年6月号、毎日新聞記者の加古明光さんの第53期名人戦〔羽生善治名人-森下卓八段〕観戦記「森下、痛恨の8三桂」より。  冒頭から関係者各位、ファンのご厚意に感謝申し上げる。  今期名人戦は、昭和10年、時の関根金次郎十三世名人...
タイトル戦の食事

名人戦第4局対局場「的山荘」

名人戦第4局は、大分県速見郡日出町の「的山荘」で行われる。→中継 「的山荘」は、1915年(大正4年)に完成した成清博愛の別邸。日出町の有形文化財に指定されるとともに、おおいた遺産に選定されており、現在は日本料理店として営業している。 成清...
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窪田義行四段(当時)「私は、四間飛車で勝つため棋界にいる。決して離れることはない!」

将棋世界1994年5月号、「四段昇段の記」より、窪田義行新四段の「AGREEMENT」。  「ウワッ!」五度目の打撃に、私は堪らず落下し始めた。背後に迫る海原にも気付かぬ如く、必死に手足をバタつかす。そんな時肉体が音もなく受け止められ、天高...