将棋ペンクラブ大賞2次選考経過

※昨日、観戦記部門32作品→15作品→6作品と書きましたが、32作品→20作品→6作品が正しい数字です。お詫びいたします。

さて、将棋ペンクラブ大賞2次選考の経過について書いてみます。

[観戦記部門]

観戦記部門と著作部門は、10名の二次選考委員の各作品に対する三段階評価(1~3)を事務局が集計します。各部門、合計ポイントが上位の4~6作品が最終選考候補作となります。満点は30ポイント。

上位何作品を最終選考候補作とするかを決めるのが2次選考での幹事会の役割です。

観戦記部門は毎年激戦区ですが、26ポイント1作、24ポイント1作、23ポイント4作で、23ポイント以上の6作が最終選考候補作となりました。なお、2次選考での合計ポイントは最終選考には反映されません。あくまで最終選考候補作を選ぶための指標ということになります。

[文芸部門]

2作が27ポイント。写真集も高評価で、3作を候補とする案が有力だったのですが、文芸部門として他の作品との比較が難しいのではという意見も出て、写真集については別途対応を考えることになりました。

他の作品を候補に加えることも検討されたのですが、ポイントの開きが大きく、異例の候補作2作ということになりました。

[技術部門]

アマ強豪2名と、将棋の本は何でも読んでいる女性1名が技術選考委員です。9ポイント満点。合計ポイント上位3作が候補となりました。

最終選考委員の顔ぶれについては、また後日ご紹介します。