戦法

戦法

角換わり腰掛け銀盛衰記

近代将棋1992年1月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。 蘇った腰掛け銀  一度結論が出され指されなくなった将棋の戦法が、最新の技術の光を当てられ蘇ってくるというのがこのところのプロ棋界の流行で、飛車先交換型の相掛かりは「...
戦法

真部流「大河戦法」

将棋マガジン1991年12月号、鈴木輝彦七段(当時)の「つれづれ随想録」より。 「何を考えているのか判らなくて思わず長考してしまいました」と局後に言うと、 「考えても判らないと思うよ、何も考えていないのだから」と真部さんに言われたことがある...
戦法

阪田流向かい飛車のルーツ

近年、糸谷哲郎八段などにより指されている阪田流向かい飛車。 今日は、その阪田流向かい飛車のルーツについて。 将棋マガジン1990年2月号、東公平さんの「明治大正棋界散策」より。  さて、本題の「阪田流」について、私の結論を先に出しておく。ま...
戦法

ひねり飛車の歴史

近代将棋1983年3月号、小林勝さんの「棋界パトロール ひねり飛車」より。 振り飛車党の変身  15年ほど前から、第三の主流戦法として息づいてきたヒネリ飛車戦法だが、それが、ここ最近、特に多く見られるようになってきた。その理由はと考えてみる...
戦法

振り飛車をめぐる戦法の変遷(1976年~1981年:居飛車穴熊登場以降)

近代将棋1982年7月号、小林勝さんの「棋界パトロール 振り飛車をめぐる戦法の変遷」より。 居飛車穴熊登場  せっかくの位取りも相手にクマられてはあまり効果がないと判断した居飛車陣営。ついに、目には目をの居飛車穴熊をひっさげての挑戦となる。...