内藤九段の名講座(2-9)-振飛車党の古き良き時代(28)

将棋世界、昭和46年12月号、内藤国雄八段の中級向け講座「駒の交換」より。

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▲2四歩△同歩▲同角△2二飛に▲2五歩と打った局面。

居飛車対振飛車戦で、よく出てきがちな形。この後、居飛車が猛烈に苦しくなる。後手の次の一手は△3五歩。

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「後手、おとなしい受けの手でなく、3五歩と突き出し喧嘩を買って出た。その後の2筋をめぐる秘術をつくしての攻防戦をみていただこう」と内藤八段。

以下、▲同角△3四銀▲2四角△2五銀

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つづく