末席幹事

日記など

将棋世界3月号を読む

将棋世界3月号のトピックスを。負の気持ちをすべて振り切りたい椎名龍一さんによる佐藤康光九段インタビュー。3頁という比較的少ないページ数の中に、佐藤康光九段の思いや心境が十二分に描かれている。取材日が1月5日なので、指し初め式の後の会話と思わ...
日記など

棋王戦第1局の駒など

日本将棋連盟DigitalShop で、先週の金曜日の棋王戦第1局で使われた駒の販売が開始された。 第35期棋王戦五番勝負第1局上海対局使用駒 定価 756,000円 (税込) 送料 1,500円 種 類  盛上駒 作 者  掬水  書 体...
振飛車党の古き良き時代

火の玉式石田流

今日は昨日に続き石田流の話。1972年王将戦第1局、大山康晴王将(先)-有吉道夫八段戦より。居飛車党である有吉道夫九段が、意表をついて石田流に構える。玉を固めた後の猪突猛進の攻め、という有吉九段らしい展開。▲7六歩△3四歩▲6六歩△3五歩の...
振飛車党の古き良き時代

恐怖の局面

石田流キラーといえば中原誠十六世名人。今日は、実戦では現れなかったものの、中原誠十六世名人が描いていた究極の石田流潰しの構想をお目にかけたい。1972年の名人戦第1局、大山康晴名人(先)-中原誠十段戦。将棋世界1972年6月号、中原誠十段の...
日記など

棋王戦第1局、B級1組順位戦など

棋王戦第1局は佐藤康光九段の勝利。久保利明棋王の石田流に対して、佐藤康光九段が4手目に角交換を仕掛け、その後ずっと優勢を保っていたように感じた。5手目に8八同飛と取る手の可否が問われた一局だったのかもしれない。それにしても、A級順位戦での敗...