末席幹事

棋士のエピソード

小堀清一九段と羽生善治四冠

「新・対局日誌」の河口俊彦七段の師匠は故・小堀清一九段。小堀清一九段は金子金五郎九段門下で「腰掛銀の小堀」と言われていた。 戦後の第一次腰掛銀ブームの火付け役は小堀九段だった。今日は、羽生善治四冠と小堀九段のエピソード。その前に、升田幸三実...
日記など

普及の妙手

意外な分野がエアポケットになっていることがある。仙台の加部康晴さんが新分野の普及活動を開始した。加部さんは「杜の都 加部道場」で、多くの子供達を全国大会で優勝できるまでに育て続けているが、12月6日に「女性対象:入門講座」を開催した。加部さ...
自戦記

吐いちゃいな

行方尚史八段が五段時代、1999年将棋世界1月号の自戦記より。今から11年前のことだが、今でも行方八段はこのようなギャグを使っているのだろうか。とても気になる。(太字が行方五段の文章)ここ数ヵ月、ミッシェル・ガン・エレファントばかり聴いてい...
棋士のエピソード

先崎八段と行方八段

先崎学八段と行方尚史八段は同じ青森県出身で3歳違い。この二人の酒場での関係が面白い。将棋世界1998年1月号、河口俊彦七段「新・対局日誌」より。(太字が河口七段の文章)夏の終わりの頃のこと。タイトル戦が終わり、みんなが酒を飲んだりして遊んで...
将棋雑文

37年間解けない次の一手

昔から少しだけ心に引っかかっていることがあった。それは、1972年頃の将棋世界や近代将棋に掲載されていた浅田飴の広告。つぎの一手!!― まず浅田飴 ―というコピーの横に次の図面が載っている。後手番の次の一手になると思うのだが、当時どんなに考...