棋戦

羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦(着物編)

羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦、着物編。将棋マガジン1990年3月号、山田史生さんの、「第2期竜王戦七番勝負、激闘のあとを振り返る」より。 四勝三敗一持将棋、大接戦、大熱戦の竜王戦七番勝負だった。わずかな差で島朗、竜王失冠、羽...
棋戦

羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦(前編)

9月13日、羽生善治二冠が広瀬章人王位に勝って、王位を獲得。通算タイトル獲得数を80期として、大山康晴十五世名人と並び、歴代1位タイとなった。その際のインタビューで羽生三冠は、「一番印象に残っているタイトル戦は?」の問いに 、一番最初にタイ...
観戦記

指し手の解説のない観戦記(後編)

作家が書く指し手の解説のない観戦記。後編。将棋マガジン1988年10月号、作家の故・原田康子さんの第29期王位戦第3局盤側記「戦う棋士」より。さて、一日目の午後のことである。これまであまり時間をつかわずに指していた森の手がはたととまった。盤...
観戦記

指し手の解説のない観戦記(前編)

昨日の記事でも触れた、作家が書く指し手の解説のない観戦記。近世の例では、将棋マガジンに書かれた作家の故・原田康子さんの観戦記がある。原田康子さんは盤側記と呼んでいる。原田康子さんは、1956年に「挽歌」を発表、空前のベストセラーとなり、映画...
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超豪華な観戦記

戦後、最も混乱していた時代に存在した、超豪華な仕組みの観戦記。NHK将棋講座2006年3月号、故・池崎和記さんの「棋界ホットニュース 半世紀前の観戦記を読む」より。 昨年末、大先輩の東公平さんから電話があった。「部屋が狭くなったので将棋の古...