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正反対な二つの顔

地道流、高橋道雄九段の正反対な二つの顔。将棋マガジン1988年6月号、河口俊彦六段(当時)の対局日誌より。 本欄は、対局場よりも控え室の有様を、多く紹介するよう心がけているが、すると室岡のような常連は、毎回ちょこっと名が出る。室岡は、「ヒッ...
観戦記

血涙の一局

第3回将棋ペンクラブ大賞雑誌部門大賞を受賞したのが、近代将棋1990年12月号の先崎学五段(当時)「ことしの名場面、珍場面」。1990年のドラマチックな対局11局を振り返った読み物で、11局にタイトル戦の番勝負は含まれていない。その中から珠...
棋士のエピソード

森下卓九段の結婚

森下流の光速の寄せ。先崎学八段の2001年に刊行されたエッセイ集「フフフの歩」より。 女性に対しては、面食いで、好みにうるさく(ようするに理想が高い)なかなか好きにならないが、好きになったらもう大変。外のことが見えなくなるくらい好きになって...
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本当に不思議な次の一手

映画の広告コピーであれば、「全米が驚いた次の一手」とでも言いたくなるような、私がとにかく驚いた次の一手。将棋マガジン1988年5月号、「懸賞 次の一手」より。出題は不思議流・受ける青春の中村修王将(当時)。〔ヒント〕三手一組の勝負手がありま...
棋士のエピソード

森下卓九段の合コン

昨日に引き続き、森下卓九段。先崎学八段の2001年に刊行されたエッセイ集「フフフの歩」より。この本には1992年から1998年の出来事が出てくる。 だが、なんといっても森下卓の真骨頂は礼状にある。(中略) ともあれ、そのぐらい筆まめである。...