自戦記 行方尚史四段(当時)「思わず唾を飲み込みそうになったのは、すぐそばにあの郷田さんの名があったからなのだ」 近代将棋1995年1月号、行方尚史四段(当時)の自戦記「四段昇段後、初の大一番」より。 待ち望んでいた竜王戦のトーナメント表が僕の手元にやって来たのは、昨年の11月のことだった。なにげなく僕は、自分の名前を見つけ、そして全体を見回したんだけ... 2020.09.17 自戦記
観戦記 「国内、最強の一戦」と言われた決勝戦 将棋世界1994年12月号、木屋太二さんの第25回新人王戦決勝三番勝負第1局〔郷田真隆五段-丸山忠久五段〕観戦記「花も実もある三番勝負」より。 新人王戦はプリンス郷田と24連勝男丸山の対決。 丸山34勝5敗。郷田29勝9敗。 今期の二人の成... 2020.09.16 観戦記
インタビュー・対談 鈴木大介四段(当時)「研修会の仲間には行方君とか三浦君がいて、彼らは奨励会へ行くというので自然にそういう方向へ」 近代将棋1994年12月号、「棋士インタビュー 鈴木大介四段 地獄から天国へ」より。死まで考えた四段になってなにか変わりましたか?「驚いたのはその日のうちに大きな花束が2つも届いたことです。それから昔、稽古に行ったようなところからもお祝いを... 2020.09.15 インタビュー・対談
読む 佐藤康光竜王(当時)「あんまり見ないでくださいよ」 将棋世界1994年12月号、グラビア第7期竜王戦七番勝負〔佐藤康光竜王-羽生善治五冠〕第1局「パリを行く」より。撮影は弦巻勝さん。 10月15日、約12時間のフライトを終えてシャルル・ド・ゴール空港に降り立った佐藤竜王、挑戦者の羽生名人らの... 2020.09.14 読む
随筆 「棋士の笑顔を次々に想い浮かべると、自分の頬もゆるんでくる」 将棋世界1994年12月号、中平邦彦さんの巻頭随筆「笑顔を想う」より。 五木寛之さんの「生きるヒント」がロングセラーになっている。 この混乱した不確かな時代に、私たち弱い人間がどう生き抜けばいいのかを、優しい語り口で書いている。それが多くの... 2020.09.13 随筆