奨励会 杉本昌隆三段(当時)「一刻も早く四段にならねば……」 将棋世界1990年9月号、「奨励会人物紹介 杉本昌隆三段」より。 三段リーグもいよいよ終盤戦、関西の期待は杉本三段である。現在8勝4敗と三番手ながら、残り全勝ならば、直接対決もあるので逆転出来るかもしれない。 彼は今21歳であるが、11歳小... 2019.12.05 奨励会
読む 「シナトラって、だれですか?タナトラなら知っています」 近代将棋1990年7月号、池崎和記さんの「福島村日記」より。某月某日 和歌山ターミナルホテルへ行く。きょうは神崎五段の結婚式だ。昼過ぎ、会場に着いた。まだだれも来ていない。来るのが早すぎた。喫茶店で時間をつぶし、30分前に行ったら、それでも... 2019.12.04 読む
観戦記 一晩で合計100曲歌った村山聖五段と中川大輔四段と畠山鎮四段 近代将棋1990年7月号、池崎和記さんの第13回若獅子戦2回戦〔畠山成幸四段-村山聖五段〕観戦記「ライバル決戦」より。●村山五段がケガをしたらしい。▲ケガ?●アパートの階段で足をすべらせたらしいんだ、夜中に。■危ないなァ。で、ケガの具合は。... 2019.12.03 観戦記
自戦記 佐藤康光五段(当時)「福崎先生は私がアマ時代、二枚落ちから教えていただいた兄弟子でやりにくい気持ちがあったが、兄弟子のほうがより緊張されていたようだ」 将棋世界1990年9月号、佐藤康光五段(当時)の第31期王位戦七番勝負第1局〔対 谷川浩司王位〕自戦記「開幕戦を飾る」より。 6月29日、私は福崎先生に勝って王位戦の挑戦者になった。 福崎先生は私がアマ時代、二枚落ちから教えていただいた兄弟... 2019.12.02 自戦記
随筆 林葉直子女流王将(当時)「私たち女流棋士も紺の制服をびしっとキメて、将棋盤の前に勢揃い……!!これはいい」 近代将棋1990年7月号、林葉直子女流王将(当時)の「直子の将棋エアロビクス」より。「林葉さん、余程お金に困っているんでしょうね……」 ある日ある時、私のファンと称するお方から同情の眼差しを向けられた。 おっと……!!私は思わずタタラを踏ん... 2019.12.01 随筆