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中原・谷川型と大山・米長型

将棋マガジン1986年11月号、川口篤さん(河口俊彦六段・当時)の「対局日誌」より。 さて、羽生の強さがお判りいただけたろうか。中原・谷川型とちがう、大山・米長型の天才なのである。たしかに強さが判りにくい。* * * * *将棋マガジン19...
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年度別・新四段の順位戦戦績(1977年~2017年度)

将棋マガジン1987年8月号、「新四段の成績」より。 最近10年間で、順位戦に参加した新四段は58人!に達します。今度は、その新四段の星取りを紹介しましょう(例えば、初戦の勝率は6割強になる)等を探ってみてください。 尚、棋士名の上の数字は...
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羽生善治四段(当時)の初めてのNHK杯戦

将棋マガジン1986年6月号、「公式棋戦の動き NHK杯戦」より。 お隣の早指し戦と同様NHK杯戦も新シリーズが開始されました。 福崎-羽生戦。第36回の劈頭を飾るにふさわしい魅力的なカードが実現しました。ご覧になった方も多かったでしょう。...
自戦記

対局中「ヒジから先の力を抜け」という教え

将棋マガジン1986年10月号、米長邦雄十段(当時)の第27期王位戦第3局自戦記「力抜けず三連敗」より。 7月、8月、この夏場に入って、棋聖は取られる、順位戦の初戦で大山さんにやられる、そしてこの王位戦では連敗と、一番の恋人である勝利の女神...
奨励会

「夜店で一手いくらってやっている人ですか?」

将棋マガジン1986年1月号、鈴木桂一郎二段の「奨励会自戦記」より。 これは今年の8月に滝誠一郎六段達と北岳に登った時のことで、たまたま妙齢の女性と話をする機会があった。そこで職業を聞かれ、滝先生が、「将棋をやっています」と答えると、その女...