タイトル戦の食事

第30期竜王戦第3局対局場「臨江閣」

渡辺明竜王に羽生善治棋聖が挑戦する竜王戦、第3局は群馬県前橋市の「臨江閣」で行われる。→中継「臨江閣」は、1884年、当時の群馬県令・楫取素彦や市内の有志らの協力と募金により、迎賓館として建てられた。本館、別館、茶室からなる近代和風の木造建...
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将棋界では非常に珍しい幽霊の話

将棋ジャーナル1983年11月号、才谷梅太郎さんの「棋界遊歩道」より。 実に久しぶりの暑い夏も終わり、ようやく涼しい季節がやってきた。それにしても今年の夏は暑かった。いったい37度なんて、ここはほんとうに日本なのかいな、てな気分になってしま...
棋士のエピソード

中原流の対局相手への気配り

将棋ジャーナル1984年7月号、才谷梅太郎さんの「棋界遊歩道」より。 我慢できるタイプといえば、まず思い浮かぶのが中原である。深く、広く、そして何よりも温なのがいい。名人位にこだわらない、と言っては嘘になってしまうが、最近の中原には時の過ぎ...
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大山康晴十五世名人が語る耳の痛い教え

将棋ジャーナル1983年6月号、奥山紅樹さんの「盤側いろは帖」より。 以前、大山康晴十五世名人から「奥山さん……一局が終わるわね。仲間が誘い合って一杯飲みに行こうか、夜食に行こうかとなる。その時に、さりげなく『私は帰りますから…』と言って、...
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藤井猛九段「全然いいと思っていたんだけどな」、三浦弘行八段(当時)「エッ?どこでですか」

将棋世界2003年12月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 大広間では藤井九段対三浦八段戦(A級順位戦)と、各社棋戦が数局。鈴木八段対櫛田六段戦が終わり、鈴木勝ち。しばらく感想戦をやってから、田村六段と両対局者三人が、楽しげに...