訃報

中村梅之助さんの将棋エッセイ

俳優で歌舞伎役者の中村梅之助さんが、1月18日、肺炎のため亡くなられた。享年85歳。→「遠山の金さん」役 中村梅之助さん死去(NHK)中村梅之助さんは、「遠山の金さん」、「伝七捕物帳」、「花神」などで主役を務めているが、将棋とも縁が深かった...
随筆

人情スパゲティ

将棋世界1998年8月号、増田裕司四段(当時)の「待ったが許されるならば……」より。 誰でも自分の人生を変える様な出会い(偶然)というのがあると思う。僕の場合は2回あった。小学校4年の時に、家族でスーパーに買い物に行った時、父親が昔の幼なじ...
棋戦

早指し新鋭戦でどの2人が決勝に進出するかの村山聖八段(当時)の予想

将棋世界1995年5月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。第14回早指し新鋭戦(テレビ東京) どの名前を見ても強烈無比。そこでどの2人が決勝に進出するか、野獣他4人に予想してもらった。 まず若手の兄貴分の植山六段は阿部-久保。き...
観戦記

絶体絶命の局面で繰り出された羽生マジック

近代将棋2005年3月号、中野隆義さんの第54期王将戦〔森内俊之王将-羽生善治二冠〕第1局観戦記「驚愕の受け」より。非凡な着想 森内有利 相振り飛車戦では、矢倉が最良の囲いといわれている。羽生は、序盤で△7三銀と矢倉の骨格を築き最強の構えを...
奨励会

初代の頃の研修会員

将棋世界1984年6月号、「関東研修会レポ」より。 関東研修会56名。これだけの人数の有望少年・少女たちが奨励会の予備軍として控えていることになったのだから将棋界の前途に、大きな明かりが灯ったといってもよいだろう。 ちょっと見渡したところで...