随筆

観戦の「午前の部」「午後の部」「夜の部」

将棋世界1983年3月号、中平邦彦さんの観戦随想「面白うてやがて悲しき」より。 会社の昼休みに、さっさと3局も指す仲間からよく言われる。「え、観戦記者ってのは楽だろう」「楽なもんか。何しろ長いものなあ」「長いって、2、3時間で済むんだろ」「...
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船で行く3泊4日「大山十五世名人と将棋の旅」

将棋世界1983年4月号、「第3回名将戦まつり 洋上に駒音響く」より。”アマプロ交歓””動く将棋大会””将棋ファンの親睦”の意味を持つ、第3回名将戦まつり「大山十五世名人と将棋の旅」が、2月10日から13日まで3泊4日の日程で行われた。 近...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(9月5日)

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奨励会

関東奨励会VS関西奨励会の野球決戦

将棋世界1984年6月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会だより」より。 野球シーズンである。奨励会にも今年から「キングスジュニア」というチームが発足し、練習もなしにいきなり試合をやるという暴挙に出たのであるが……。 なにしろピッチ...
棋士のエピソード

中原誠四段(当時)「どうも夜になるといけないようです」

将棋世界1983年4月号、故・能智映さんの「寝る子は育つ」より。 プロ棋士は、勝負のためとあらば、生活習慣をもがらりと変えてしまうこともある。―あの中原誠十段も、その例にもれない。うんと若いころの話だ。 中原が奨励会の東西決戦で桐山清澄現八...