奨励会

第11回奨励会マラソン大会

将棋世界1984年12月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会だより」より。 スポーツの秋だ。先日行われた、関東奨励会キングスジュニア対関西奨励会シルバーズの野球の初対決は、7イニングをにぎやかに戦い、なんと17対16という猛スコアで...
自戦記

「石田さんて、こわい人だ」と言いそうになってやめた大山康晴十五世名人

将棋世界1983年1月号、大山康晴十五世名人の自戦記〔第9期名将戦本戦トーナメント 対石田和雄八段戦〕「必敗形から大逆転」より。 指し初めのころは、多少意地もてつだって振り飛車戦法を指しつづけたが、ちかごろでは、すっかり好きになってしまった...
自戦記

大山流の絶妙の受けを打ち破った泥沼流

将棋世界1983年1月号、米長邦雄棋王(当時)の自戦記〔第9期名将戦 対大山康晴十五世名人戦〕「厚味が逆転のモト」より。 私の将棋の特長は終盤にあると思っていたのだが、逆転のナントカという連載物を書いているうちに、逆転負けをすることが多くな...
タイトル戦の食事

第86期棋聖戦第4局対局場「高島屋」

棋聖戦第4局は、新潟市岩室温泉の「高島屋」で行われる。→中継「高島屋」は、250年前の江戸時代からの庄屋屋敷を本館に生かしながら木造りの美と粋を今に伝える泊まれる料亭。建物は国登録有形文化財の指定を受けている。 〔高島屋の料理〕高島屋の料理...
随筆

三浦弘行四段(当時)「今までの中で最大に待ったを許されたい事、否、恐らく生涯残念に思いそうな事があります」

将棋世界1994年6月号、三浦弘行四段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば……」より。 高校二年生の時、クラスに学生にしては珍しく、非常に将棋に興味を持つ、アマ初段の生徒がいました。 彼は、当時奨励会二段だった私と、同じクラスに...