観戦記

羽生流の不思議な感覚の絶妙手

昨日の記事のA・B・C図からの羽生善治四冠の次の一手。A図。森内俊之竜王・名人(当時)が△8四角と打ったところ。狙いは△5七歩成▲同銀△同角成▲同金△同飛成。羽生四冠はこれをどうやって受けたか。B図。▲3三歩成だと△2四飛の素抜き。ここから...
観戦記

先崎学八段(当時)「銀のナラズ、ナラズは何か意味があるの」

昨日の名人戦第3局は羽生善治名人が行方尚史八段を破り、2勝1敗とした。ところで、その第3局の最終盤、羽生名人に銀不成の手が連続して出た。1図以下の指し手△3六銀不成▲2八玉△2七銀不成▲同玉△2六竜まで、116手で「羽生名人の勝ちニコニコ生...
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インタビュー・対談

羽生善治四冠「将棋界にも似たような人がいますが、その棋士の名前は言えません(笑)」

将棋世界1998年2月号、「新春ビッグ対談 羽生善治四冠&杉山愛 自分のためにがんばる!」より。文は田丸昇八段(当時)。コンディション作りが重要羽生 おひさしぶりです。たしか、杉山さんが将棋会館にじられて私の対局を観戦して以来ですね。杉山 ...
インタビュー・対談

故・米長邦雄永世棋聖は言っていない「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」

「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」と故・米長邦雄永世棋聖が言ったとされていることが多いが、Wikipediaの故・米長邦雄永世棋聖の項には次のように書かれている。この発言は、元々は芹沢博文による(米長がこ...