随筆

奨励会旅行のサケ茶漬け

将棋世界1998年1月号、小林裕士四段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば……」より。 僕はどうも酒乱の様である。自分では酒乱と思っていないが、酒を飲んだ翌日に、自分が何を仕出かしたかを人から聞かされると、顔面蒼白になってしまう...
大ポカなど

佐藤康光八段(当時)「横で対局していた羽生さんも噴き出していました」

将棋世界1998年8月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。6月18日(木) 佐藤康光新名人が誕生した。翌朝、野口君に打ちあけたこぼれ話が楽しい。 実は12日の竜王戦で将棋を指すようになってから初めてという大ポカをやってしまった。...
随筆

米長邦雄永世棋聖の鮒寿司

近代将棋1988年10月号、弦巻勝さんの将棋写真エッセイ「棋士はみーんなグルメ」より。 僕は犬とかネズミより、ちょっとむずかしいと思う食べ物があります。人によってはこんなに旨いものは無いというものです。次はその話。 僕は週刊誌の企画でおいし...
随筆

青野照市八段(当時)「みなさんは犬とかネズミとか食べないでしょう、あれと同じですよ」

近代将棋1988年10月号、弦巻勝さんの将棋写真エッセイ「棋士はみーんなグルメ」より。 子供のころ金平牛蒡が食べられませんでした。酒を飲む年になって食すチャンスも多くなり、食わず嫌いなのだろうと食べてみるとおいしい。一瞬ですがなんだかその時...
棋士のエピソード

佐藤康光棋聖(当時)「味噌汁がおいしいので助かっています」

将棋世界2004年11月号グラビア、第75期棋聖就位式「さらなるステップアップを」より。 勢いに乗る森内俊之竜王・名人の挑戦をストレートで退け、防衛を果たした佐藤康光棋聖の就位式。 会場には、関係者やファンら約200名が祝福に訪れた。 謝辞...