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神谷広志六段(当時)「泣くな先崎、明日がある」

将棋世界1992年5月号、神谷広志六段(当時)の順位戦C級2組最終局レポート「泣け!!」より。 9回戦の杉本-先崎戦は壮絶な将棋だった。必敗形となった先崎が自陣にありったけの駒を投入。奇手を連発してネバる様はすさまじく、この将棋を並べた人は...
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先崎学五段(当時)「あの、島さんや羽生とはどういう?」

将棋世界1992年5月号、先崎学五段(当時)の先チャンにおまかせ「藤枝明誠高校を訪ねる 制服女子高生、可憐な六枚落ち」より。 自分自身でこんなことを書くのはちょっぴり恥ずかしいが、人間を、上品、下品の二通りに分ければ、僕は完全に下品な人種で...
棋士のエピソード

最強にして最大の関西弁ギャグの使い手

将棋世界1992年9月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。 NHK将棋テキストで先ちゃんと「言いたい放題」なる対談をしているが、先日の題材は関東と関西の違い。それを先崎が面白い比喩で表現していた。 「関東と関西の違いは、そ...
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村山聖六段(当時)「そ、それはやめといて下さい・・・」

将棋世界1992年5月号、「昇級者、喜びの声」より、村山聖六段(当時)の「順位戦の日」。(C級1組からB級2組へ) ある朝起きてみると、その朝は今迄にない素晴らしい朝だった。 PM9時、明日の事を考え、早目に家で休む。 PM11時、本を閉じ...
観戦記

中村太地少年-都成竜馬少年戦

将棋世界1992年4月号、東公平さんの第3回富士通オープン将棋トーナメント決勝戦〔丸山忠久四段-菊田裕司アマ〕観戦記「ゴールキーパー丸山」より。 司会の女子アナ「この富士通オープン、第3回にして初めて、なんと、プロアマの決勝対局となりました...