棋士のエピソード

村山聖八段(当時)「山崎君はA級八段になれる男です」

今日は、竜王戦第4局の解説の山崎隆之八段の新四段の頃の話。1999年に刊行された別冊宝島「将棋これも一局 読本」、故・池崎和記さんの「故村山聖九段も才能を見抜いていた最年少棋士、山崎隆之」より。―谷川浩司14歳、羽生善治15歳。 プロ棋士(...
読む

鋭より鈍

今日から行われる竜王戦第4局、一日目のニコニコ生放送の解説は田中寅彦九段(聞き手は鈴木環那女流二段)。→ニコニコ生放送竜王戦第4局(初日)今日は、田中寅彦九段に迫ってみたい。将棋世界1992年4月号、奥山紅樹さんの「棋士に関する12章 『栄...
日記など

竜王戦第4局対局場「サン・アンジェリーナ」

竜王戦第4局は香川県綾歌郡宇多津町の「サン・アンジェリーナ」で行われる。→中継「サン・アンジェリーナ」は結婚式場。瀬戸内ならではの眺望は、花嫁を主役へと変え、様々なシーンでの演出をさらに盛り上げてくれる。優美な景色を活かした、サン・アンジェ...
自戦記

羽生善治棋王(当時)「まさに”忍者屋敷”と呼ばれるのにふさわしい手順でした」

若い頃の屋敷伸之九段は「お化け屋敷」、「忍者屋敷」などと呼ばれていた。今日は、そのニックネーム通りの、まさに忍者を思わせる一局を。将棋世界1992年1月号、羽生善治棋王(当時)の自戦記「大錯覚の一局」より。 今月は第59期棋聖戦、屋敷伸之六...
棋士のエピソード

村山聖六段(当時)「羽生さんの棋風は△5二飛でしょう」

将棋世界1992年4月号、共同通信社の中野正さんの第17期棋王戦第1局〔南芳一王将-羽生善治棋王〕観戦記「敗因不明の名局」より。 控え室では森五段、村山六段の師弟が検討していた。森「▲5八飛? △3五歩であかんやないか。わしなら行くで・・・...