将棋ペンクラブログ

将棋世界1992年7月号、神吉宏充五段（当時）の「対局室25時　大阪」より。王座戦本戦準々決勝、桐山清澄九段－石田和雄九段戦でのこと。　午後3時の棋士室。上で対局中の桐山九段が降りてきた。自分の手番で指して、下のモニターにはその将棋が映って...

将棋世界1992年5月号、谷川浩司竜王（当時）の第41期王将戦第5局（対南芳一王将戦）自戦記「△３二金の周辺」より。　山形へ発つ前日、大阪の連盟で棋譜を並べていると、井上君と本間さんが相次いで、うつ向きながら控え室に入ってきた。　ＮＨＫ杯予...

竜王戦第2局は北海道富良野市の「新富良野プリンスホテル」で行われる。→中継新富良野プリンスホテルは、富良野在住の倉本聰さん脚本によるテレビドラマ（北の国から、優しい時間、風のガーデン」）でもおなじみのリゾートホテル。 今から10年前の12月...

将棋世界1992年2月号、奥山紅樹さんの「棋士に関する12章　第二章『失速』」より。　「18歳までアマ強豪のいない田舎町で過ごしたハンディキャップは大きかった」と桐谷広人（六段・42歳）は青春を振り返る。　奨励会の入会試験を受けたのは、広島...

今日は社会人団体リーグ戦最終日。近代将棋1991年2月号、「第1回オール社会人団体リーグ戦最終結果」より。　平成2年6月にスタートした第1回オール社会人団体リーグ戦もいよいよ最終日を迎え、11月18日に足立区産業振興館で、ブロック最終戦と最...