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加藤一二三九段「私の想像で、会食の時によくしゃべる方が調子が出るという対局者は少ないであろう。私はいま、時々立会人になる事があるが、この時はいろいろと楽しい話をするようにしている」

将棋世界1997年8月号、加藤一二三九段の「私の将棋史」より。  昨年本誌で、「思い出の戦場」という企画があり、私は「福田家」での思い出などを語った。私はいまも、時折この「福田家」の前を通りすぎる事がある。私の代表的な将棋は、ここで指された...
YouTube「将棋伝説」

YouTube「誰もが驚くような次の一手〔中村修王将(当時)出題〕」

YouTubeチャンネル「将棋伝説」、12本目の動画は「誰もが驚くような次の一手〔中村修王将(当時)出題〕」です。 * * * * * 「将棋伝説」チャンネル、今後も動画が増えていく予定ですので、よろしければ、チャンネル登録をお願いいたしま...
随筆

先崎学六段(当時)「不純な気持ちで折り合いをつけるのは、不純に考えると楽だが、純情に考えだすと、えらくややこしくなることがある。そうして僕は、ややこしく悩むのである」

将棋世界1997年6月号、先崎学六段(当時)の「先崎学の気楽にいこう」より。  順位戦が終わってから寝てばかりいる。外出するのは、家のそばの中華屋に行くか、ちょっと遠出をしても駅前のカレー屋に行くぐらいで、あとはずっと家の中。家で酒を飲む習...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2021年5月15日)

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谷川浩司竜王・名人(当時)「21歳の時よりも確実に強くなっているはずなのに、名人どころか挑戦者にもなれない。意識すればするほど遠ざかってしまう。これが名人位の重みなのだろうか」

十七世名人の資格を獲得した谷川浩司竜王・名人(当時)の思いが語られる。 将棋世界1997年8月号、谷川浩司竜王・名人の特別寄稿「責任の重さ」より。  5月30日、名人戦第5局2日目、夕食休憩。  私は優勢を確信していた。  このまま最善手を...