丸山忠久名人(当時)が茶髪にした理由

将棋世界2002年1月号、新年号特別企画・兄弟弟子対談 丸山忠久名人-米長邦雄永世棋聖「マルちゃんがヨネ先輩と大いに語る」の後半部より。

米長 マルちゃんはなかなかスポーツマンらしいね。それで名人就位の記念品に、マウンテンバイクを所望したんだ。

丸山 はい、ぜひ乗ってみたいと思い、いただきました。ただ、今はあまり乗っていません。

米長 丸山は、腕相撲の強さなら関東では豊川(孝弘五段)に次いで2番目と聞いているよ。

丸山 いやあ、それほどでは。

米長 重量上げもやっているね。今は何キロぐらいになったの。

丸山 ベンチプレスで87.5キロです。

(中略)

米長 女性人気はどうなのかな。

―レディースセミナーの将棋愛好者の中では、20代後半から40代までの女性に人気があると聞いています。ミステリアスなところが魅力のようです。

米長 丸山が素敵と言う女性が多くいるのはいいね。あ、茶髪のことを聞くのを忘れていた。いつから?

丸山 茶髪は今年(2001年)の3月からです。

米長 名人戦に備えて?

丸山 いや、ちょうどそのころになってしまったんです。

米長 どういう心境かね。

丸山 心境の変化ではなく、茶色のほうが雰囲気がやわらかく見えますよと、前から美容院の人にアドバイスされていたんです。

米長 その人は女性かね?

丸山 はい。

(以下略)

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髪の毛の色を変える理由とは、意外とふとしたことだったりするのかもしれない。

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私はまだ美容院で髪を切ったことがない。

男性で美容院へ行ったことのない人の比率はどれくらいなのだろうと思って調べてみると、調査結果があった。

美容院に行ったことがない男性は41.5%いることが判明「床屋ならすぐ終わる」(しらべぇ)

棋士の理容店と美容院の比率はどのようなものなのだろう、これも興味深い数字だ。