"村山聖"

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森信雄五段(当時)「これは命令や」

将棋マガジン1991年8月号、村山聖五段(当時)の「ダイナミック振り飛車戦法」より。 初めまして、村山聖です。  某月某日、僕は関西会館に行き、棋譜を並べていました。  すると僕の師匠がやってきて、 「マガジンから電話があった。どんな仕事で...
棋士のエピソード

似ていない二人

今日のNHK杯将棋トーナメントは、準々決勝、木村一基八段-畠山鎮七段戦が放送される。 畠山鎮七段は畠山成幸七段と双子の兄弟で、鎮七段が弟で成幸七段が兄。 今日は、この兄弟について迫ってみたい。 近代将棋1997年7月号付録、「初めての棋戦優...
棋士のエピソード

森信雄六段(当時)の結婚式

将棋世界1994年3月号、グラビア「森信雄六段、結婚式行われる」より。  1月12日、大阪のメルパルクホールで、森信雄六段、恵美子さんの結婚式が作家黒川博行夫妻御媒酌のもと行われた。  昨年の婚約以来「こんなに幸せでええんやろうか」が口癖の...
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暗闇に消えた羽生善治五段

とても印象的な作品。 近代将棋2001年2月号、故・池崎和記さんの「私を変えたこの一手 浦野真彦七段の巻」より。  昭和63年11月―。羽生善治とのC級1組順位戦を控えた浦野真彦は、対局前日になっても作戦を決めかねていた。  鳴り物入りでプ...
棋士のエピソード

1988年の福島村日記

将棋ペンクラブ会報3号(1988年夏号)、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。 池崎さんは後年、近代将棋で「福島村日記」を連載するが、この「福島村日記」はその第1回ともいうべき原稿。 某月某日  森信雄五段が憤慨している。中国語の語学勉強...