読む 加藤一二三九段のあんみつ 将棋世界1996年3月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 三階に降りて編集部で雑談していると、機嫌よく加藤一二三さんがあらわれた。 そういえば昨日、ある人が加藤さんを見かけたと電話をかけてきた。若い婦人といっしょで、とても仲睦まじく見... 2011.10.26 読む
読む 羽生四冠(当時)も人の子 将棋世界1997年8月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 名人位を失って二日後、羽生四冠が日刊ゲンダイの勝ち抜き戦に出場している。 その途中の局面を控室のモニターテレビで見た面々は、一様に、眼を疑う、といった表情で口をつぐんだ。 ちょ... 2011.10.25 読む
タイトル戦の食事 竜王戦第2局対局場「ホテル阪急エキスポパーク」 竜王戦第2局は、大阪府吹田市の「ホテル阪急エキスポパーク」で行われる。→中継「ホテル阪急エキスポパーク」は、万博公園の緑に囲まれたアーバンリゾートホテル。 〔ホテル内のレストラン〕ホテル内のレストランと昼食向きメニューは次の通り。○バイキン... 2011.10.25 タイトル戦の食事
絶妙手 「あれはね、ここ三年間、私の見た将棋のなかでいちばんいい手だよ」と語られた一手 普通では考えられない絶妙手。将棋世界1997年8月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 あるとき米長九段と電話で話していると、突然「中田(功)の▲5四歩という手を知ってるかね」と来た。不勉強な私が知っているはずがない。すると「あれはね、... 2011.10.24 絶妙手
随筆 おもろうて、やがてさみしい・・・ じんわりとした哀感が絶妙な文章。先崎学八段の2001年に刊行されたエッセイ集「フフフの歩」より。 一月の後半に函館へ行った。当地で行われていた将棋まつりに出演するためである。 函館へは夏の競馬競輪やら冬のスキーやらで何度も来ていて、土地鑑も... 2011.10.23 随筆