末席幹事

将棋雑文

大野・升田・大山兄弟弟子(前編)

升田幸三実力制第四代名人は、木見金治郎九段門下だが、将棋を鍛えてくれた実質的な師匠は兄弟子の大野源一九段だった。(久保利明棋王・王将は、将棋年鑑のアンケートの”故人を含めて指したい棋士”で大野源一九段の名前を挙げている)升田少年が入門した日...
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大山十五世名人と相性の悪かった対局場

大山康晴十五世名人には、タイトル戦での勝敗的に非常に相性の悪い対局場があった。東京の赤坂にあった「比良野」。1955年度の王将戦で、大山名人は、升田幸三九段に3連敗し、第4局の香落ち(下手)で負け、第5局の平手戦にも敗れている。その時の5局...
棋士のエピソード

新婚さんいらっしゃい夫婦ペア将棋

もう少しするとゴールデンウィーク。13年前のゴールデンウィーク、名古屋で大きな将棋まつりがあった。それに出演した中井広恵女流六段は…近代将棋1997年7月号、中井広恵女流五段(当時)「棋士たちのトレンディドラマ」より。(太字が中井広恵女流六...
日記など

バトルロイヤル風間「ザ★失投パレードNO.10」

バトルロイヤル風間さんがプロデュース・出演する演芸会「ザ★失投パレードNO.10」が、今度の日曜日に開催される。日時:4月18日(日)15:00~16:30場所:ムーブ町屋(地下鉄千代田線・町屋駅より徒歩1分、京成線・町屋駅より徒歩1分、都...
観戦記

伝説の名人戦「八番勝負」最終局

名人戦第1局の立会人は大内延介九段だった。大内延介九段、名人戦というキーワードから思い出されるのは、中原誠名人と死闘を繰り広げた1975年の名人戦。この年の名人戦は、第4局で千日手、第7局が持将棋(大内八段が▲7一角を悔やんだ一局)だったの...