末席幹事

棋士のエピソード

福崎文吾八段(当時)「皆、僕と遊ぶために家に来たんとちゃうんかいな」

将棋マガジン1995年7月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。☆いざ、福崎邸へタマ「神崎さん、今日はどうです?」神崎六段「ブリッジですね。メンバーは、あと二人誰ですか?」タマ「南先生と浦野さんが1時間位ならOKですって」神崎「1...
観戦記

高橋道雄九段「いつでしたか、私が電車に乗っていますと、近くの女子高生とおぼしき3人組が、羽生さんの顔がどうの、髪型がどうの、と話題にしているではありませんか」

将棋マガジン1995年7月号、高橋道雄九段の第53期名人戦第3局〔羽生善治名人-森下卓八段〕観戦記「楽しみな名人戦」より。 今、名人戦が大変に注目されています。 第1局での全国各地における大盤解説会は、どこも大盛況でしたし、その前の王将戦の...
自戦記

初対面の棋士同士が対局する時の挨拶のしかた

将棋マガジン1995年7月号、中村修八段(当時)の第7回IBM杯昇級者激突戦(対 久保利明五段)自戦記「頑張りを見せた一局」より。 数年前より、将棋の資料整理のためにコンピュータを使うようになった。 将棋の研究にコンピュータを使うことについ...
読む

羽生善治六冠(当時)「この将棋は逆転という表現ではくくれないもので、それこそ、神様のいたずらか何かでしょう」

将棋マガジン1995年7月号、羽生善治六冠(当時)の「今月のハブの眼」より。 私の住んでいる所は目の前に桜並木があり、毎年、春になって花を咲かせているのを楽しみにしています。昼間も素晴らしいのですが、夜になると、ライティングをして、とても幻...
観戦記

数多くの虫の襲来と大逆転があった名人戦

将棋マガジン1995年6月号、毎日新聞の加古明光さんの第53期名人戦七番勝負第1局〔羽生善治名人-森下卓八段〕観戦記「一瞬の大逆転」より。 劇的な(というには、森下に気の毒な感じもするが)フィナーレから記す。ずいぶん長く盤側にいるが、こんな...