棋士、それぞれの愛読書

将棋マガジン1994年12月号、「第53期順位戦」より、「愛読書」からのトピックス。

羽生善治五冠 ダニエル・キース

米長邦雄前名人 経文

中原誠永世十段 宮城谷昌光「重耳」

塚田泰明八段 週刊プロレス

島朗八段 外国文学、コラム

森下卓八段 史書

田中寅彦八段 中学校の教科書

村山聖七段 ケイバニホン

森雞二九段 竜馬が行く

福崎文吾八段 歴史書

森内俊之七段 ナンバー

中村修八段 ESSE

浦野真彦六段 詰将棋パラダイス

郷田真隆五段 原田宗典、椎名誠

藤井猛五段 大山全集

先崎学六段 囲碁クラブ

三浦弘行四段 将棋年鑑

深浦康市五段 東京ウォーカー

森信雄六段 写真集

久保利明四段 ジャンプ

行方尚史四段 「小沢健二、ソロデビューに寄せて」

窪田義行四段 荒木飛呂彦、藤島康介

北浜健介四段 十八史略

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愛読書は年齢とともに変わってくるもの。

藤井猛九段と三浦弘行九段と浦野真彦八段以外は、現在の愛読書は違うものになっているのではないかと思う。

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愛読書は?と聞かれても、20代の頃は阿刀田高さんの短編全般、30代の頃は司馬遼太郎『項羽と劉邦』『坂の上の雲』だったと、過去形でしか答えることができない。

30代まではいろいろな本を読んだけれども、40代以降に読書量が減ったのは、やはりネットの影響が大きいのかもしれない。

というか、このブログを書いている影響もかなり大きい。

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最近、Youtubeで面白いと思ったチャンネルをいくつかフォローしている。

その分、TwitterやFacebookを眺める時間とテレビを見る時間が減っている。

このようなものは移ろいやすいもの。

また、読書時間が増える時期が来ないとも限らないと思っている。