末席幹事

棋戦

竜王戦シンガポール対決〔羽生善治竜王-佐藤康光七段戦〕

将棋世界1993年12月号、グラビア「第6期竜王戦開幕 羽生善治竜王vs佐藤康光七段 シンガポール対決を、現地徹底取材」より。 今年も竜王戦の季節がやってきた。挑戦者は佐藤康光。パワーアップしたその指し回しは、遂に頂点を狙う位置にやってきた...
観戦記

「これまで何度も谷川の対局を見てきた陣屋の女将が『夕食の時に谷川さんの肩が落ちてしまって』と顔を曇らせていた」

将棋世界1993年12月号、中野隆義さんの第41期王座戦五番勝負第4局〔谷川浩司王将-羽生善治王座〕観戦記「天馬を射る矢」より。「持将棋になるかもしれないな……。これは」と、立会の高柳敏夫名誉九段がつぶやいた。 途中図以下、羽生が△8五桂の...
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森内俊之五段(当時)「休みの日なのに、どうもご苦労さまです」

将棋マガジン1993年11月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:森内俊之 おっとり型の勝負強さ」より。将棋ブームの産物 森内は昭和45年、横浜市の生まれ。母方の祖父に京須行男八段がいる。もっとも、京須八段は昭和35年に46歳で早逝しているから、...
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永世名人の22歳

将棋マガジン1993年11月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:森内俊之 おっとり型の勝負強さ」より。五冠王と製粉業 羽生五冠王が誕生した。「3+1=4」「4+1=5」と、あたりまえのようにタイトルをふやした。22歳にして、将棋界の地図を7分の...
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羽生流新戦法とは惜しくもならなかった戦法

将棋マガジン1993年11月号、羽生善治五冠(当時)の「今月のハブの眼」より。 8月22日に行われたJT日本シリーズ、加藤一二三九段との一戦から。 日本シリーズは全国各地を転戦して行くトーナメント戦で、公開対局で行われます。また、持ち時間が...