末席幹事

自戦記

森内俊之五段(当時)「奨励会で返せなかった借りは順位戦で返すしかないと心にきめた。今回は5年前の雪辱戦である」

近代将棋1992年2月号、森内俊之五段(当時)の第50期C級1組順位戦〔対 佐藤康光五段〕自戦記「5年前の借りを返す」より。 昭和61年12月の第2奨励会での事、僕は三段で、その日の1局目まで12勝4敗、昇段まであと1勝としていた。(三段リ...
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自戦記

羽生善治棋王(当時)「このような恐ろしい変化がこの戦法には敷き詰められていて、そこがたまらない魅力なのです」

近代将棋1992年2月号、羽生善治棋王(当時)の勝ち抜き戦〔対 田丸昇八段〕自戦記「会心の一局」より。 今月は久しぶりに自戦記ということで<勝ち抜き戦>田丸昇八段との一局からです。 田丸八段は駒が全く後退しないという激しい攻め将棋。また、将...
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大野八一雄五段(当時)「最近、中川は、そっと近づいて来ては人の腕と胸をさわる」

将棋世界1992年4月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。全日本プロ 4図は羽生が△9七桂と打ったところ。この桂馬は成香にヒモをつけただけの一着。 この手だけを見れば、羽生苦戦と思ってしまうが形勢は羽生優勢というのだから驚く...
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森下卓六段(当時)の壮大な盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、読売新聞の山田史生さんの「第4期竜王戦七番勝負を振り返って」より。 太陽のギラギラ照りつけるバンコクでスタートした竜王戦七番勝負は、雪の舞う冬の天童で幕を閉じようとしていた。 第7局は暮れもおしつまった12月2...