末席幹事

観戦記

村山聖五段(当時)「この一局だけは勝ちたかった」

近代将棋1989年12月号、木屋太二さんの第12回若獅子戦決勝〔村山聖五段-羽生善治六段〕観戦記「羽生のホラー将棋」より。「のこり1分です。30秒……」 村山の手番になると秒読みが開始される。記録係の豊川孝弘三段の凛とした声。「9」で村山▲...
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森内俊之四段(当時)「いえ僕はお茶はどうも……」

近代将棋1989年1月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。「これはこれは武者野先生じゃないですか」「おや滝先生、お久しぶりですねえ。どうですお茶でも」「いいねえ、お茶。先崎先生、櫛田先生、森内先生たちもお茶をご一緒にいかがで...
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佐藤健伍六段の死(1987年)

近代将棋1988年3月号、原田泰夫九段の「元祖三手の読み」より。人生の最後を学ぶ 佐藤健伍五段(追贈六段)死去、12月22日午後9時15分ごろ、世田谷区末廣荘の四畳半のコタツで酒ビール独酌、仰向けになって死んでいた。彼の人徳で各紙が好意的に...
将棋関連新刊書籍

2019年6月将棋関連新刊書籍

2019年6月の将棋関連新刊書籍。〔7月以降の新刊〕
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谷川浩司名人(当時)「私の年齢でこんなことを言うのもおかしいのだが、最近、月日の経つのが非常に早く感じられる。今年は特にそうである」(1988年8月の全スケジュール)

近代将棋1988年11月号、谷川浩司名人(当時)の「新幹線車中にて」より。 私の年齢でこんなことを言うのもおかしいのだが、最近、月日の経つのが非常に早く感じられる。今年は特にそうである。 無理もないのかもしれない。年明けの棋王戦から始まって...