末席幹事

棋士のエピソード

羽生善治六冠(当時)婚約記事

将棋マガジン1995年10月号より、「羽生善治六冠王・畠田理恵さん婚約!!」より。  記者会見に羽生は、薄いブルーのダブルスーツを着て現れた。婚約記念品として、畠田さんから贈られたものだ。 「皆さんお察しの通り・・・・・・」と前日に婚約した...
随筆

中田功七段らしさ

将棋世界2002年11月号、中田功六段(当時)の自戦記「自分らしく」より。  私は12歳の時、小学校を卒業して博多から上京してきた。 「東京に行けば俺より強い奴がいっぱいいるんだ!」  そう思っただけでドキドキワクワク、早く強くなりたいと毎...
インタビュー・対談

「一門の中では、若い弟子たちがよく将棋を指しています。そのうちの一人は、兄が佐藤さんという棋士とか」

将棋世界2002年6月号、市川猿之助(三代目)さんと清水市代女流二冠の特別対談より。 清水 私は今日、スーパー歌舞伎を初めて観させてもらいましたが、迫力のあるスペクタクルシーンにとても感動しました。また、ほろりとする場面も多かったのでずっと...
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加藤桃子1級

NHK将棋講座2006年11月号、青野照市九段の「将棋よもやま話」より。 スターというのは突然出現することが多い。東京・渋谷の東急将棋まつりが行われていた夜、パソコンでヤフーのニュースを見ていたら、突然、将棋の話が大きく出ていたので驚いた。...
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佐藤康光王将(当時)「我が将棋感覚は可笑しいのか?」

将棋世界2002年6月号、佐藤康光王将(当時)の特別寄稿「我が将棋感覚は可笑しいのか?」より。  事の発端はこうだった。  ある対局の後、若手棋士とも交流のある知人と飲んでいる時、仰天の事を言われた。 「君は本当に中終盤の力で勝つね」  エ...