将棋雑文

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将棋世界の賀詞広告に見る37年前と今

手元にある将棋世界1972年新年号と、2009年1月号の賀詞広告を比較してみた。1972年新年号の頃は大山名人、大山王将、中原十段、中原棋聖、大山王位の時代。 1頁の広告が15件分なのは、今も昔も一緒。 1972年新年号は賀詞広告だけで12...
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船戸陽子二段優勝

昨日行われた、LPSAの1DAYトーナメント・フランボワーズカップは、決勝で、船戸陽子二段が中井広恵六段に勝ち優勝。 ネット中継の最後の文章が泣かせる。 「大熱戦に会場からは割れんばかりの拍手に包まれた。船戸は第14回マンデーカップで優勝以...
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中井広恵女流六段

マイナビ2回戦・中井広恵女流六段-上田初美女流二段戦は、中井女流六段が苦しい将棋を勝ち、ベスト4へ進出するとともに、来期のシード権を得た。 中井女流六段には、2005年2月、将棋ペンクラブ会報の、高田宏会長(当時)との対談に出ていただいた。...
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開き直りの重要性

思い出してみると、渡辺竜王が0勝3敗のカド番で迎えた第4局の二日目の朝、このブログで、将棋世界昭和47年8月号の中原誠新名人の自戦記(名人戦第6局)の抜粋を載せていた。 渡辺竜王の談話にもあるが、カド番での「開き直り」は今も昔も必須なのだと...
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渡辺明永世竜王誕生

竜王戦第7局、永世竜王が決まる最終局に相応しい、両者が死力を尽くした大熱戦だった。 これは率直な感想だが、今回の永世竜王を賭けた7回の戦いを経て、序列1位の竜王戦が、名実共に序列1位になれたのではないだろうか。 YAHOOトピックスには、早...