棋士のエピソード

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森内俊之五段(当時)「休みの日なのに、どうもご苦労さまです」

将棋マガジン1993年11月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:森内俊之 おっとり型の勝負強さ」より。  森内は昭和45年、横浜市の生まれ。母方の祖父に京須行男八段がいる。もっとも、京須八段は昭和35年に46歳で早逝しているから、孫が将棋指しに...
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谷川浩司王将(当時)「牛?なんですかそれ」

将棋マガジン1994年5月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。 タマ「あれ、牛は?」 谷川王将「牛?なんですかそれ」 阿部六段「牛、どこ行った?」 タマ「うん、私も探してんねん」 谷川「???」 阿部「おーい、ウシ」 森内六段「...
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真部一男五段(当時)「命だか何だか知らないが悪手は悪手だ」

将棋マガジン1992年7月号、鈴木輝彦七段(当時)の「方丈盤記'92」より。  最近新四段になった二人の自戦記を読んだ。面白いと思ったのは、二人共辞めていった仲間の事を書いている事だ。  二人は若いが奨励会生活も八年から十年と長いのでどうし...
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村山聖六段(当時)「知らないんですか、羽生先生の将棋を」

将棋マガジン1992年4月号、故・池崎和記さんの棋王戦第1局(南芳一王将-羽生善治棋王)観戦記「公開対局で開幕」より。 タイトル戦控え室での、森信雄五段(当時)と村山聖六段(当時)の検討の様子。 森、村山という師弟が、一緒になって将棋の検討...
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ボヤきの石田節

昨日行われた竜王戦6組 石田和雄九段-小林宏七段戦が、石田九段現役最後の対局となった。 対局中のボヤキが聞けなくなり寂しくなる。 今日は、石田九段が竜王戦挑戦者決定戦まで進んだ頃の”石田節”をフォーカスしてみたい。 将棋マガジン1990年9...