自戦記

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行方尚史四段(当時)「石にかじりつき血を吐いても勝ちたかったのが本局である」

近代将棋1993年11月号、行方尚史四段(当時)の第13回三段リーグ12回戦〔対 松本佳介三段〕自戦記「一分将棋を戦う」より。  1986年10月、僕は奨励会に入会した。東京で一人暮らしを始めて半年後のことだ。  不覚にもそ...
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羽生善治三冠(当時)「長考してしまうと迷って怖くなって踏み込んでいけない時があるのですが、秒読みだと怖がっている時間さえないのです」

将棋世界1993年5月号、羽生善治三冠(当時)の第26回早指し選手権戦決勝〔対 脇謙二七段〕自戦記「拾った一局」より。  今月は早指し選手権戦決勝、脇謙二七段との一局を見て頂きます。  脇七段は居飛車系統の将棋を得意...
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深浦康市四段(当時)「実はこういう手、好きなんです」

将棋世界1993年8月号、深浦康市四段(当時)の第12回早指し新鋭戦決勝〔対 豊川孝弘四段〕自戦記「四段同期の戦い」より。  4月に8局。5月2局。これが今期の私の対局数。更に6月は2局しか対局がつかない。  4月は忙しかっ...
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谷川浩司二冠(当時)「ただ、羽生棋王の自信満々の手つきが、どうも気になる」

羽生善治王座・棋王に竜王位を奪われて二冠となった谷川浩司棋聖・王将が、三冠復帰をかけて羽生三冠に挑んだ棋王戦五番勝負。 最終局の第5局、両対局者が自戦記を書いている。 将棋マガジン1993年6月号、羽生善治棋王(当時)の第18期...
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深浦康市四段(当時)「この決勝戦で、この羽織袴にどれだけ励まされた事か。それだけに最終局はどちらの和服を着る事も憚られた。一方を着ると、その和服をひいきしてしまう事になるから」

将棋マガジン1993年7月号、深浦康市四段(当時)の第11回全日本プロ将棋トーナメント決勝五番勝負第5局〔対 米長邦雄九段〕自戦記「頭の中が真っ白に」より。  第4局は完敗だった。  この一局ほど、将棋の難しさを味わった事は...
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