自戦記

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佐藤康光八段(当時)「あなたの振り飛車は怖くありませんよという挑発なのだが、当時はこういう態度が特に許せなかった私が頭に血が昇り、次の手を指すまで何度かトイレに行った記憶がある」

将棋世界1996年10月号、佐藤康光八段(当時)の第15回全日本プロトーナメント〔対 飯野健二六段〕自戦記「充実感のある一局」より。  今月は全日本プロトーナメント1回戦、飯野健二六段との一局を振り返ってみたい。  全日プロ...
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鈴木大介四段(当時)「しかしこれは震えていた私を怪獣モードに入れ替えるには、充分すぎるほどの心変わりだった」

将棋世界1996年8月号、鈴木大介四段(当時)の第15回早指し新鋭戦決勝戦〔対 阿部隆六段〕「初出場、初優勝の記」より。  プロ棋士の対局には常に持ち時間が用意されており、長い対局で各6時間の持ち時間、短い対局では、今回の様に各1...
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佐藤康光八段(当時)「そこまでヘタではなくなった気がするのでこれから同乗される方はご安心を」

将棋世界1996年8月号、佐藤康光八段(当時)の第9期竜王戦1組〔対 塚田泰明八段〕自戦記「難解な一局」より。  この前、生まれて初めてであるが車の追突に遭った。と言っても私が運転してぶつけた訳でなく(そこまでヘタではなくなった気...
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佐藤康光七段(当時)「研究会等で指した事はあってもやはり公式戦となると違ったものが見えてくる。やはり公式戦こそ一番の勉強の場といえる」

将棋世界1996年4月号、佐藤康光七段(当時)の第37期王位戦〔対 丸山忠久六段〕自戦記「丸山流に翻弄される」より。  昨年の私は良かったり悪かったり様々であったが年末に幸運にもA級昇級を決める事ができ、終わり良ければ全て良しとい...
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谷川浩司王将(当時)「奇跡という言葉を軽々しく使うのも気が引けるが……将棋の不思議さを感じずにはいられなかった」

将棋世界1996年2月号、谷川浩司王将(当時)の第54期A級順位戦〔対 米長邦雄九段〕自戦記「深夜の逆転劇」より。  午前零時半、特別対局室。米長九段の残りは2分、私は16分。  △2九竜(A図)と詰めろをかけられて、私は後...
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