自戦記

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羽生善治四段(当時)の超ユニークな自戦記

近代将棋1988年2月号、羽生善治四段(当時)の連載自戦記(若きエース勝負の記録)「座談会」より。 登場人物紹介 A…アマチュア8級。まだ覚えて日が浅いため将棋界のしくみなどは全く知らない。 B…アマチュア四段。将棋を覚えてから10年以上た...
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「羽生さんは関係者を意識して戦法を決める傾向が少しあるようだ」

将棋世界2004年2月号、森内俊之竜王の第16期竜王戦第4局自戦解説「森内俊之新竜王に訊く」より。記は読売新聞の西條耕一さん。  初手に▲2六歩と突いた。初戦から四間飛車、横歩取り、相矢倉と来たので、本局では相掛かりか角換わりを指したいと思...
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羽生善治六冠(当時)「相矢倉の攻め合いというのは将棋の醍醐味の一つで、こういう将棋が指せるようになると今より二倍は将棋が面白くなるはずだ」

羽生善治名人が、「この対局では完全燃焼しました」という表現を使うことは非常に稀であるが、その非常に稀なケース。 将棋世界1995年2月号、羽生善治六冠(当時)の第7期竜王戦第6局〔羽生善治名人-佐藤康光竜王〕自戦記「完全燃焼の一局」より。(...
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林葉直子女流王将(当時)「じゃあ、ハッキリさせて。私と山田さんどっちを取るか」

昨日、第22期倉敷藤花戦の挑戦者決定戦が行われ、山田久美女流三段が貞升南女流初段を破り、女流タイトル戦では最年長となる47歳8ヵ月での挑戦を決めた。 山田久美女流三段は25年ぶり2度目のタイトル挑戦。また勝ち数が規定に達し、昨日付で女流四段...
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後藤元気編「将棋自戦記コレクション」

将棋世界1995年2月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。  今月は趣向を変えて、読者の皆様からの葉書にあった一言を紹介してみます。 (中略)  加藤一二三九段「わが激闘の譜」は面白かったですね。何が面白いって本文に入る前の将棋...