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『里見香奈 高浜小学校4年生』

宝石2002年9月号、湯川恵子さんの「将棋・ワンダーランド」より。 毎年、桜が満開の頃に、アマ女王戦が開催される。 女流アマ棋戦ではいちばん賑やか、かつレベル高い大会だ。優勝者はプロ志望が多い。タイトル女流王将位を獲得した石橋幸緒四段など、...
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米長邦雄王将(当時)「羽生善治の敗因を語る」

将棋世界1991年2月号、米長邦雄王将(当時)の「羽生善治の敗因を語る」より。羽生善治竜王(当時)が谷川浩司王位(当時)に敗れ、竜王位を失った直後のこと。 負けたあとは、そっとしておいてやるのが将棋ファンのたしなみというものだろう。そこへ、...
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羽生善治三冠が無冠だった4ヵ月間

将棋世界1991年1月号、「公式棋戦の動き」より。棋王戦 竜王戦七番勝負がはじまってからというもの、街の道場では「羽生はどうしたんだ」という話題でもちきりである。 道場主の玄さんがいう。 「所詮は、やつも人間だったということだよな、20すぎ...
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「私、郷田くんのファンなんです」

将棋世界1991年1月号、「公式棋戦の動き」より。棋聖戦新鋭の登場 都内の名門女子大に通うかおるクンは、自他共に認める大の面食い。浅野ゆう子にちょっと似た顔立ちの美人で、つき合っているボーイフレンドも常に数人いる。 そんな彼女が、ある日突然...
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島朗九段のルーツ

将棋世界1991年2月号、島朗七段(当時)の「待ったが許されるならば・・・」より。 私が同世代での普通の人生、いわゆる進学コースを諦めたのは、奨励会に入った頃というより、高校入学の時だったと思う。 当時二段になっていた私は、自分が四段になれ...