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将棋世界1995年1月号、河口俊彦六段（当時）の「新・対局日誌」より。　10月のある夜、私は順位戦を戦っていて秒読みに追われていた。といっても頭に血が上っていたわけではない。負けとあきらめているので、妙に醒めていた。　深夜、午前零時を過ぎる...

近代将棋1991年8月号、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。某月某日東京で棋譜検索ソフト「棋譜データベース」の作者、山田剛一郎さん（大手出版社のプログラマー）を囲む会。淡路八段、宮田六段、武者野五段、池崎が出席し、意見交換をする。棋譜デ...

作家の渡辺淳一さんが４月３０日に前立腺がんのため亡くなったことが昨日報じられた。享年８０歳だった。→作家の渡辺淳一さん死去（ＮＨＫ）-----将棋マガジン1990年4月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳　将棋と女性は似ている？」より。　「トン死...

近代将棋1991年6月号（升田幸三実力制第四代名人追悼号）、大山康晴十五世名人の「抜群の大局観　―升田さんを想う」より。　升田さんとは167局も戦っているわけでして、高野山の決戦とか既に書かれているものが多いのですが、いま、ふと思い出したの...