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「座布団を敷くような将棋やない」

昭和の関西の将棋界には、厳しくてユニークな棋士がたくさんいた。将棋世界1998年7月号、鈴木輝彦七段(当時)の「棋士それぞれの地平」より。ゲストは福崎文吾八段(当時)。鈴木 福崎君といえば、記録の時も座布団を敷かないので有名だったね。福崎 ...
奨励会

負けず嫌い

将棋世界2000年6月号、鈴木大介六段の「振り飛車日記」より。4月6日 川上猛五段との新人王戦。奨励会の頃からよく遊びよくイジメられた?モーヤンとの対局。奨励会で初めて昇段の一番を負かされた(今でこそ昇級の一番に弱い僕だが奨励会の二段までは...
棋士のエピソード

棋士の妻

将棋世界2000年6月号、鈴木大介六段(当時)の「振り飛車日記」より。4月10日(郷田八段との竜王戦に惜敗して) 流れは僕の方にあった将棋なだけに残念。今期初黒星。これで今期10割の夢?は断たれた。唯一の救いは面白い将棋を指せた事。感想戦が...
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藤井猛九段の相振飛車序盤快心譜

将棋世界2002年10月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 夏といえば高校野球。将棋界の夏は、かつては「将棋まつり」だったが、今は竜王戦である。七月から八月にかけて、本戦から挑戦者決定戦に至る、いちばんおもしろい戦いが見られる。 この...
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仏陀のような顔から文殊菩薩のような妙手を繰り出す

先週行われた竜王戦3組昇級決定戦で、小林裕士六段が糸谷哲郎五段に勝って、2組への昇級を決めた。攻めの鋭さに定評のある小林裕士六段。「攻め十段」、「関西の早指し王」とも称されている。今日のNHK杯将棋トーナメントでは、木村一基八段と対戦する。...