"村山聖"

観戦記

羽生善治四冠(当時)が「アアッー、飛車!」と驚いた村山聖七段(当時)指摘の一手

将棋世界1994年6月号、野口健二さんの第52期名人戦〔羽生善治四冠-米長邦雄名人〕第1局観戦記「名人位と独創への挑戦」より。  最近の羽生は、定跡形でない将棋を指すことを標榜し、実践している。将棋というゲームが秘める無限の可能性を自らの手...
棋士のエピソード

村山聖七段(当時)が優勝したアマプロ早指し戦

将棋世界1994年5月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 in 関西将棋会館」より。  カンキの真面目な話  最近感じることだが、ここ1年ぐらいで将棋を理解する人たちが増えたように思う。  指し方は知らなくても、米長名人が好きだとか、...
棋士のエピソード

村山聖七段(当時)のボケと井上慶太六段(当時)のツッコミ

将棋世界1994年3月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 in 関西将棋会館」より。  1月18日のC2の順位戦の日、棋士室のモニターには木下(晃)六段-飯田五段の一戦が映っている。  そこに研究熱心な二人の男が入ってきた。それでは井...
棋士のエピソード

坊主頭の村山聖七段(当時)

将棋世界1994年2月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 in 東京将棋会館」より。  特別対局室に入ると一瞬ドキリとしてしまった。村山君が一人考えているだけで何故だか判らなかったのだが、少しして村山君の頭のせいだと理解する事ができた...
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村山聖六段(当時)の悔し涙と郷田真隆王位(当時)

将棋世界1993年5月号、池田弘志さんの「郷田王位がゆく ヨコハマ西口将棋クラブを訪ねる」より。  2月第3日曜日、午後1時。郷田王位は「ヨコハマ西口将棋クラブ」へ足を向けた。その数日前にC2で9連勝し、単独C1への昇級を決めたばかりである...