インタビュー・対談

米長邦雄九段「プロとアマの差が大きい程プロの収入が少なくなるんですよ」

将棋世界1987年1月号、「新春ビッグ対談 中原、米長 大いに語る」より。司会 将棋ファンが注目している、ということについてなんですが、どうなんでしょう、将棋とか囲碁は、スポーツ、例えば野球のように一億総評論家的な部分がありませんよね。将棋...
自戦記

矢倉を好きになれるかなれないかのリトマス試験紙のような自戦記

将棋世界1975年2月号、米長邦雄八段(当時)の棋聖戦自戦記〔対 中原誠名人〕「棋聖位挑戦権を賭けて」より。 私は、残念ながらコーヒーの味というものがわからない。インスタントとひきたての味が区別できないのである。 日本酒も同様で、特級酒と二...
自戦記

佐藤康光四段(当時)「ついに来たか、という感じで角落ち戦の依頼が編集部より来ました。本当の所やりたくありませんでした」

将棋世界1987年10月号、佐藤康光四段(当時)の「A級VS新鋭四段・角落戦自戦記〔対 内藤國雄九段〕「落ち着いて指せた一局」より。 ついに来たか、という感じで角落ち戦の依頼が編集部より来ました。本当の所やりたくありませんでした。理由はいろ...
観戦記

羽生善治四段(当時)の「タイトルホルダーに挑戦」

将棋世界1987年7月号、池崎和記さんの「新人賞・羽生、タイトルホルダーに挑戦・第2局〔羽生善治四段-桐山清澄棋聖〕観戦記「羽生、『棋聖』も圧倒!」より。 16歳のスーパールーキー羽生の実力がタイトルホルダーにどれだけ通用するかお手並み拝見...
自戦記

村山聖四段(当時)「オッまだ残っていたか、顔がニヤけてきて押さえるのに大変でした」

将棋世界1987年4月号、村山聖四段(当時)のA級VS新鋭四段・角落戦自戦記〔対 谷川浩司棋王〕「絶対勝たなくては」より。 対局3週間前、某六段との会話村山「谷川先生は温厚な方だから、緩めて下さるだろう」某六段「いや、谷川さんは鬼や、メチャ...