インタビュー・対談

「名人を守るのと、順位戦で挑戦者になるのとでは、どちらが大変ですか」

将棋世界1986年8月号、「第44期名人戦七番勝負終わる 中原名人に聞く」より。聞き手は毎日新聞の加古明光記者。加古 名人防衛どうもおめでとうございます。中原 どうもありがとうございます。加古 塩釜とか、いろいろな所からお祝いがきましたか。...
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「我々の序盤はもう古いんだね。お互い新しい戦法を勉強せんといかん」「我々???この指し方は今月の私の講座に書いてありますよ」

将棋世界1987年2月号、小野修一五段(当時)の「将棋相談室」より。 先日私との対局で飛先不突を用いられた米長十段、感想戦で中原名人をつかまえ「我々の序盤はもう古いんだね。お互い新しい戦法を勉強せんといかん」。それを聞いた中原名人「我々??...
自戦記

森内俊之四段(当時)の初々しい自戦記

将棋世界1987年12月号、森内俊之四段(当時)の第18回新人王戦三番勝負第1局〔対 飯田弘之四段〕自戦記「幸運な一局!」より。 小降りの雨の中を歩き、9時50分頃連盟に到着。4階に上がり、掲示板を見てびっくりしてしまいました。なんと僕の将...
奨励会

「いや本当かよ。先ちゃんこんな事もするのか」

将棋世界1987年11月号、駒野茂さんの「関東奨励会レポート」より。 職場や学校で、仕事や授業が始まる前など、ワイワイガヤガヤのおしゃべりなどは、日常茶飯事だ。 奨励会もしかり。 幹事の来る10分前位が、一番話しが盛り上がっている。「この前...
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江戸時代の将棋師の給与

将棋世界1987年2月号、清水孝晏さんの「将棋史人名録」より、江戸時代の将棋師の給与について。 これまで棋譜や詰将棋について調べていたが、ふと江戸時代の将棋師の生活はどのようになっていたのだろうか?と思った。幸い、ここに大橋宗金に関する古文...