観戦記

棋士と観戦記者の勝敗的相性

近代将棋1985年2月号、信濃桂さんの第8回若獅子戦1回戦〔島朗五段-飯田弘之四段〕観戦記「相穴熊の闘い」より。 観戦記者と棋士の間にも縁というものがある。頻繁に手合がつく棋士、不思議に当たらない棋士さまざまだ。観戦したことのない棋士の将棋...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2019年6月8日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
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「佐藤康光みたいに、こんなところで2時間も考えられないよ」

将棋マガジン1991年2月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 C級1組順位戦の6回戦が行われていて、対局室は朝から緊迫の気がみなぎっている。これはオーバーな表現でなく、今日あたり大勢が色わけされる山場なのである。 そのせっかくの雰...
随筆

森信雄五段(当時)「相も変わらず私はわけの判らないことをやっているようだ。まあいいか」

将棋マガジン1990年7月号、森信雄五段(当時)の「忘れ得ぬ局面 忘れたい局面」より。 ○月✕日のこと。 午前10時カメラをかついで福島駅に向かう。 今日はどの駅に降りようか、考えながら取りあえず切符を買って電車に乗り込む。「ノダ、ノダ、次...
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「村山聖五段が最近変わった、という話を耳にした」

将棋マガジン1991年5月号、「公式棋戦の動き 新人王戦」より。 村山五段が最近変わった、という話を耳にした。 村山と言えば、超一流のフロ嫌い、と知る人ぞ知るである。 それがこのところ、週に一度は髪を洗っているという。(これは大変なことなの...