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「彼が名人になるのはむずかしいんちゃうか、正直いってそう思ってます。とはいえ、私が名人になる可能性よりは強いでしょう(笑)」

将棋マガジン1987年7月号、「第45期名人戦解説会レポート 内藤九段を質問攻め」より。内藤「将棋の解説の方は、この後の若い小林八段にまかせて、ちょっと盤上から離れた話、また質問がありましたら何でも答えます」ファン「先生にとって、今日の両対...
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「羽生が気持ちよさそうに将棋を調べている。満点の答案をさっさと出して、校庭で遊んでいるようなものだ」

将棋マガジン1991年10月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。午後3時 数ある好取組のなかで目をひくのは、羽生-西川戦。終了は深夜と見ていたがそうでない。 1図でひどい手が生じた。先手の狙い所が判りますか? ▲8五歩と打ち、次に▲...
インタビュー・対談

藤井猛四段(当時)「好きな食べ物は肉類。嫌いな食べ物は納豆」

将棋マガジン1991年10月号、「ひと口メモ 藤井猛四段」より。 スポーツは、特に、これといってはやりませんが、プロ野球の観戦は大好きで、中日ドラゴンズの大ファンです。 映画はビデオでよく見ます。洋画がほとんどですが、カンフー映画も好きです...
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「おい、知ってるかい。中田宏樹五段て、温和で虫も殺さない感じだろう。ところがオイチョカブをやると別人なんだ」

将棋マガジン1990年9月号、「公式棋戦の動き 勝ち抜き戦」より。 巷の話。「おい、知ってるかい。中田宏樹五段て、温和で虫も殺さない感じだろう。ところがオイチョカブをやると別人なんだ」「どんな風に?」「手付きがプロみたいに素早く、表情、仕種...
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「棋士が続々天童へつめかける。羽生の骨を拾ってやる、と言うのが先崎五段らだ」

将棋マガジン1991年2月号、読売新聞の山田史生記者の「第3期竜王戦七番勝負終了 シリーズを振り返って」より。 七番勝負敗者の後ろ姿は常に淋しげで哀愁が漂うものである。十段戦以来、毎年幾多の後ろ姿を見て来た。大山、中原、加藤、米長、桐山、福...