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先崎学八段(当時)の絶妙な楽屋落ち

将棋世界2003年6月号、7月号、先崎学八段(当時)の「駒落ちのはなし」より。 いくら「丸投げ」から始まった連載とはいえ、校了まで2週間を切っているのに丸投げのままなのである。先崎学が無責任な人間ならば、このページは白紙のまま発売されていた...
タイトル戦の食事

第31期竜王戦第1局対局場「セルリアンタワー能楽堂」

羽生善治竜王に広瀬章人八段が挑戦する竜王戦、第1局は東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。→中継→AbemaTV将棋チャンネル→ニコニコ生放送「セルリアンタワー能楽堂」は、セルリアンタワー東急ホテルの地下2階にある能楽堂。セル...
随筆

四段昇段を逸した次点者に贈られた賞など

近代将棋1974年6月号、原田泰夫八段(当時)の「棋談あれこれ」より。名人戦(中原・大山七番勝負) 名人戦が始まると朝日新聞の配達が待ち遠しい。帰宅がおそく本部へ寄らない時は、駅の売店で買う。第一日目の進行はどうか、二日目の夕刊には勝敗がつ...
インタビュー・対談

森雞二九段と郷田真隆九段が大好きだった師匠

将棋世界1996年8月号、「棋士それぞれの地平 大友昇九段」より。聞き手は鈴木輝彦七段(当時)。 今回は大先輩である大友九段にお願いした。引退された棋士の中から大友先生を考えたのには理由がある。それは、A級復帰の森九段や今をときめく郷田六段...
随筆

「実は俺にもB1で怖いもんが一人いるんや」

将棋世界1993年9月号、内藤國雄九段の連載エッセイ「才能」より。「好き」と才能とが、しばしば手をつなぎあっていないところに悲劇がある。死ぬほど好きな道も、才能がないためにあきらめなければならないという人が、この世にはごまんといる。 そこそ...