棋士のエピソード

「名前が同じケンジで、しかも生意気なことも言って、とにかくよくしゃべる」

将棋世界2003年6月号、神崎健二七段(当時)の「本日も熱戦 関西将棋」より。 竜王戦6組で大活躍の今泉健司準アマ竜王。今泉君が小学生の頃、関西研修会幹事の浦野七段がこう言った。「研修生に神崎二世がいる」「ほほう、そんなに素晴らしい才能の持...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2017年9月23日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
読む

「ファンがその表情を見たら、必敗と悲しんでいるように思うだろう。ところがそうでない。これがいつもの姿なのである」

将棋世界2003年5月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 やがて夜の11時になると、すこしずつ全体の形勢が見えはじめた。中川七段、北浜六段がやや優勢。そして、4勝は助かり、3勝はアウトだ。ということは、北浜六段と戦っている塚田...
インタビュー・対談

山崎隆之五段(当時)「よく師匠には迷惑かけたというか、よく自分で学校に電話して休みますと言ってボウリングに行ったりとか……」

昨日からの続き。将棋世界2003年10月号、炬口勝弘さんの「棋士たちの真情 花はこれから―山崎隆之五段」より。 関西将棋会館のすぐ近くにマンションを借りて住み、たまに連盟から頼まれる道場の指導対局や、イベントの出演以外は、研鑽一筋、修験者の...
インタビュー・対談

山崎隆之五段(当時)「まだ花は咲いてないです。ぼくは。まだ花は咲いてません。手入れがちょっと悪かったかな」

将棋世界2003年10月号、炬口勝弘さんの「棋士たちの真情 花はこれから―山崎隆之五段」より。「全部勝ちたい」 勝負の世界に生きる者なら、誰しも思うことだろうが、ずばり言ってのける棋士というのもめずらしい。 平成12年版の将棋年鑑で「21世...