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郷田真隆九段の格調の高い名手

将棋世界2002年11月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 今月は雑談を多くしてしまったので紙数が残りすくなくなった。そこで、飛び切りの一局だけをお伝えする。 それは郷田九段対先崎八段戦で、この二人は同じエリート棋士ながら、印...
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羽生善治七冠誕生の時と藤井聡太四段29連勝達成の時

将棋世界1996年4月号、野口健二さんの「ドキュメント 七冠誕生の瞬間」より。 2月14日、午後4時45分。急にひっそりとした取材本部のテレビには、先程まで検討陣が予想していた通りの手順で収束へ向かう盤面が映し出され、大盤解説場のざわめきが...
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「勉強量が十分かどうかは駒を動かす指先の人指し指の爪を見ればすぐ分かった」

将棋世界2003年1月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 自分のことで云えば、30歳代の後半から中盤のポカ、見落としで中押し負けが俄然増えてきた。原因は将棋盤に接する時間の減少に相関しているのではないかと思われた。 棋譜並べ等に費...
訃報

大内延介九段逝去

大内延介九段が、6月23日、亡くなられた。享年75歳。7月17日(月・祝)に、大内延介九段一門の主催で「お別れの会」が行われる。→大内延介九段 訃報ならびに「お別れの会」のお知らせ(日本将棋連盟)→訃報 大内延介さん75歳=将棋棋士九段、怒...
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増田康宏四段の絶妙手

今日は、竜王戦決勝トーナメント1回戦、増田康宏四段-藤井聡太四段戦が行われる。→中継藤井聡太四段にとっては歴代連勝新記録となる29連勝が懸かった戦いとなる。それにしても、この29連勝の新記録が誕生するかしないかとなる一戦が、竜王戦決勝トーナ...