観戦記

控え室が騒然となり悲鳴に近い声があちこちで起きた、羽生善治五冠(当時)の妙手

昨日からの続き。将棋世界2000年12月号、日本経済新聞の松本治人さんの第48期王座戦〔羽生善治王座-藤井猛竜王〕五番勝負第5局観戦記「長き勝負の続き」より。3図以下の指し手△9五歩▲同歩△9六歩▲4六角△9二飛▲4八飛△9七歩成▲5六金△...
観戦記

藤井猛竜王(当時)の矢倉のように重たい振り飛車

将棋世界2000年12月号、日本経済新聞の松本治人さんの第48期王座戦〔羽生善治王座-藤井猛竜王〕五番勝負第5局観戦記「長き勝負の続き」より。 対局前日、羽生は早めに対局場入りした。夕方に散歩へ出かけた以外はホテルの中で静養を取っていた。一...
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「王将の水」

将棋世界1981年2月号、「千駄ヶ谷駅に駒形の水飲み台」より。 将棋会館近くの国鉄「千駄ヶ谷駅」のプラットホームに石造りの大きな将棋の駒のデザインで水飲み台が完成した。将棋連盟の協力によって造られたもので、駒の表面には王将(大山十五世名人書...
タイトル戦の食事

第66期王将戦第5局対局場「佐渡グリーンホテルきらく」

郷田真隆王将に久保利明九段が挑戦する王将戦、第5局は新潟県佐渡市の「佐渡グリーンホテルきらく」で行われる。→棋譜中継(毎日IDの登録が必要)→中継ブログ「佐渡グリーンホテルきらく」は加茂湖を望む椎崎の高台に建つホテルで、毎朝漁協で仕入れる海...
インタビュー・対談

中村修新人王(当時)「意外と面喰いでもあるんですけど」

将棋世界1984年1月号、第14期新人王戦「中村、宮田を降し初優勝」より。―新人王になった感想は。中村 やはりうれしいです。それと、21歳の誕生日の前に新人王を取れたのでよかったと思っています。第3局のときには21歳になってしまっていますの...