随筆 田丸昇新四段(当時)「山田先生は今天国で何をなさっているのだろう」 将棋世界1972年5月号、田丸昇四段(当時)の随筆「独り言」より。”この七年間何をやってきたのだろうか” 酒井君との運命の決戦を終えた夕方、喫茶店で一人コーヒーをすすっていると思わず口に出た。興奮と虚脱が入り混じってそれ以上は言葉にならなか... 2016.10.26 随筆
読む 木村一基五段(当時)が綿々と嘆く 将棋世界2000年12月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 勝又五段や飲み友達を探していた木村五段が帰り、控え室はひっそりしてきたが、夕方ころは賑やかだった。 丸山名人、藤井竜王、島八段などのスター棋士の対局があって、それぞれ... 2016.10.26 読む
棋士のエピソード 村山聖八段(当時)が東京へ出てきた年の何気ない日の光景 将棋世界1995年11月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。9月18日(月) 森下八段、村山八段、森信六段、日浦六段らとコーヒータイム。棋士が集まると、まるで川が必ず海に流れるように、話題は羽生善治になる。不思議なくらいに必ずそ... 2016.10.25 棋士のエピソード
棋士のエピソード 控え室で繰り広げられた肉体の競演 将棋世界2001年4月号、鈴木大介六段(当時)の「鈴木大介の振り飛車日記」より。 大野六段との王将戦。大野六段は僕が奨励会にいた時に幹事をしていたこともある先輩。実は他にとても面白いエピソードもあるのだが書いていいのかなあ(笑)。あれは僕が... 2016.10.24 棋士のエピソード
自戦記 初代・対局中外出禁止令 将棋世界1984年3月号、米長邦雄三冠(当時)の王位戦予選(対武者野勝巳四段)自戦記「トン死で勝つ」より。 本局は王位戦の予選で、勝った方がリーグ戦入りをかけて武市四段と戦うという一番である。相手の武者野四段は花村門下の30歳。 彼は去年の... 2016.10.23 自戦記